公開日2019/3/17  更新日2019/11/22

音楽を始める前に知っておきたいこと

音楽という不思議な言葉

これから音楽を始めようとしている皆様。
このサイトは音楽理論を扱っていますが、これからお話しする内容は作曲や音楽理論とは直接関係ありません。
しかし多くの方が抱えている問題でもありますので、お時間がありましたら寄り道していって下さい。

ご自身にとっての音楽はどういったものですか?
・ゴールはありますか?
・今はまだ何もわかりませんか?
・理由なんて無い、と言う理由ですか?
あらかじめご自身で確認してみてください。



まずお伝えしたいことは
ご自身の答えが「正解」だと言うことです。
間違っていないのです。

何故かと言いますと、音楽という言葉はとにかく曖昧で不確かなものだからです。
風や雲を個人が所有できないのと同じで、音楽そのものもまた所有できない無機質なものなのです。
つまり売り物の音楽であれ、作曲した音楽であれどちらにせよ「自分にとっての音楽」でなければ、定義すらできないのが ①言葉としての音楽 なのです。
しかし音楽という言葉は更に多くの事柄を含んでいます。
②学問的な音楽
③伝統的な音楽
私たちはこれら全てを音楽の一言で表しています。
そして上記にある②学問的な音楽 ③伝統的な音楽 に至っては更に音楽理論という言葉でまとめられています。
こちらに関しては
②音学理論 = 学問的な音楽
   一から学び新しい方法を考えたい
③音楽理論 = 伝統的な音楽
   型や技法を知り即実践したい
というように区別すると解りやすいと思います。
そしてスタートラインは①②③のどこからでも良いでしょう。途中で方向転換をするのも、同時進行するのも、ご自身の興味に寄り添い自由に選んでいけるものです。

「クラシックの時代」や、本サイトで扱う13音理論は②学問的な音楽に属します。音律や調性を研究的に扱うという意味で、ピタゴラス音律や純正律、平均律などと同様に無機質な音楽そのものの発展を目指します。

次に「現在のクラシック」や民族音楽はまさに③伝統的な音楽と言えます。

そして広義での「コード理論」から派生する音楽は解釈が難しいのですが、ジャズやブルースといった文化的な影響を技法として受け継ぎ、言葉としての要素(ロックやパンクなど)も入るので、①言葉としての音楽 ②学問的な音楽 ③伝統的な音楽 がミックスされているような感じです。
ちなみに現在の音楽シーンの主流はコード理論です、音階からコードを作る⇆コードから音階を割り出す がループしながらいくつもの型を生み出しているといったイメージです。
少し難しい話も出てきましたが、音楽を複雑にしている要因がなんとなくわかったところで、ここからはこの不思議な言葉「音楽」で迷わないように、数ある意見の中からいくつか取り上げて確認していきましょう。

幼少期からピアノを習っているけど作曲ができない

理由は、音符の読み書きや耳で音を聴いて譜面におこす事はできるが、音の構造が解らないから作曲に進めないということがあるようです。こういった状況を改善しようと音楽教育に対して問題提起している方も居るほどです。これから音楽教室・学校にいきたい方にとっては、迷ってしまう情報ですね。
「絶対音感・固定ド」と「相対音感・移動ド」という2つの方向性でも議論があるようなので、ここはご自身の為にしっかりと選んでいく必要がありそうです。

音楽理論なんて要らない

現在 特にネット上にはあらゆる理論 流派 技法が乱立しています。中には音楽理論自体要らないという意見も個人レベルでは見受けられます。(挫折するくらいならまずは音楽を楽しんで欲しいという気持ちが含まれていると思います)
やはりこちらも これから音楽を始めようとしている方には、迷ってしまう情報です。
この辺りの話は、ご自身がどうなりたいかが重要になってきます。例えばですが、ジャズピアノの習得が目的の場合は誰に習うのかなど、又は先生が自分に合わないと感じた時は柔軟に対応する、といった感覚も必要かもしれません。
本サイトはこういった乱立からできるだけ距離を置いて、客観的に解説するように努めています。

音楽はどこから来るのか?    感性派 と 記憶派

これは言葉通りですね。
感性派はより芸術的で在りたいという気持ちから、記憶派は偉大な先人たちから学び向上したい、という気持ちからの発言でしょう。
大切なことは、自分がどっち派なのかではなく、どちらも素晴らしい考え方であり、両方あるかもしれないという気持ちで自身の特性を知る機会にすることだと思います。

ここでは割愛しますが

多くの理論書やネット情報でよく目にします。残念ながらこの言葉が 音楽理論に一貫性や互換性が無いという証明になっています。
学びたい側からすると、奥が深すぎるという不安や、いつまでたってもゴールにたどり着かないという焦燥感があるのではないでしょうか?
情報を出す側からすると、世界中の全理論を正確に把握していないので、むやみに書けないという気持ちがあるのでしょう。
事実本サイトの13音理論無料PDF内でも割愛している箇所が多くあります。理由はいくつかあるのですが結果的に音楽理論に対して謎のベールをかぶせた事に違いはありません。
現在はインターネット上で音楽教室を開いている方が増えましたので、自分のやりたいことを学べるのか、直接質問しても良いと思います。

音楽理論はまだ未完成

どうでしたか?

「音楽理論はまだ完成していない」ということを感じていただけたかと思います。
今後、もしかしたら先生から「音楽は奥が深いからね」と匙を投げられる時があるかもしれません。その時は本サイトでお伝えしたことを思い出してどうかやり過ごしてください。先生もわからない事が沢山あり修行中の身だとわかれば親しみも湧いてきます。
先生たちは自分の経験を活かして生徒さんの個性を引き出せるよう精一杯カリキュラムを組んでいます。ですので気になった事は臆せずに素直に聞いてみましょう。

本サイトで扱っている無料PDFファイル「13音理論」は豊富なアレンジアイデアが詰まっていますので、作曲・編曲志望の方やバンド活動で楽曲がマンネリ化している方などは是非ご活用ください。

それでは皆様、有意義な時間をお過ごしください。

ORPHEUS 13 〜 音楽理論研究室

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